じっと手を見る

毎日に気づきと発見を 日記っぽいエッセイ

ブログについて

 人間の記憶は言葉だと言われているそうだ。

ちなみに僕の一番古い記憶は、

「保育園に向かう道、街路樹のそばを通り門へと歩く。母の左手を頼りに、目の前が真っ白になるような日差しの中、なぜか気だるい感覚のまま下を見て歩いている。」

と言うものだ。本当の記憶か夢なのかは定かではないけれど。僕の頭の一番底の方に積もった言葉。

 過去と未来の間のほんの一瞬に浮かぶ「ちり」みたいなものを人は積み重ねて生きているのかもしれない。この文章も、その「ちり」の一つ。僕はそのちりに名前を付けて大事にしてみようかと思う。

 ここに書くことは真実、もしくは虚構。毎日の気づきや瞬間に目を向けて、いつでも今を生きて生きたい。そうなるようにここに書いて行きたい。