じっと手を見る

毎日に気づきと発見を 日記っぽいエッセイ

悪夢の目覚めについて

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 夢の中でシャウトして目が覚めた。悪夢だった。

 

 絵に描いたようなパンクロッカーの格好をしたいかついおばさんに、ギターでラの音を弾かれて「歌え!」と言われる。

 

 もう、どういう訳がわからない。

 

 僕は理由も分からず歌う。なんの歌だったかな、現実にある曲だったのに忘れてしまった。

 

 そのうちそのおばさんも歌い始める。その人は歌が上手いとかじゃないんだけどとにかく声が大きかった。そして僕もなぜか対抗して声を張り上げていた。

 

 でもどんなに声を張り上げても全然敵わない。なんだか悔しくなって悲しい気分になって、歌い終える頃には苦しくて仕方なかった。

 

 もうしんどくて、どうしようもなくなってお腹の中の悔しさとか怒りとかイライラとか、全部吐き出すようにシャウトしたところで目が覚めた。

 

 もしかしたら実際にシャウトしていたのかもしれない。

 

 目がさめるととても夢だったとは思えない疲労感があった。