無いならないでいいについて
今朝もコンビニへ寄って暖かいブラックコーヒーを手に取る。この暖かさがみにしみるたび、外気の冷たさに気付く。
市販のコーヒーの甘さ控えめって実際かなり甘いわね、社会人なって余計甘い気がする。だからいつもブラックコーヒーだ。世間の甘さ控え目なんて本当に甘さ控え目だよ、そこを図り違えちゃうとそれこそ見込みが甘いってもんだ。苦笑。
はあ、社会に大して貢献もしてない奴が、上手いこと言おうとしたってつまんないや。自虐的嘲笑。
無いならないでいいブラックコーヒーをいつも飲んでしまうっていったい何なのかしら。
きっと理由なんてないんだろうなあ。でもコンビニの店員さんとかもう覚えてるだろうなあ、とか考えてちょっぴり恥ずかしくなった。でもやっぱり手を離さないままレジまで持っていくと、今日もいつもの店員さんだった。
ううむ、げんかつぎみたいなもんか。毎朝電車に乗る前に腹ん中に入れてるブラックコーヒーと、それが原因の胃もたれ。この二つが僕の生活に必要な荷物なのかもしれない。
いや、かっこつけてるみたいで恥ずかしい。やっぱりただのカフェイン中毒くらいでいいや。
やっぱりこのブラックコーヒーは無いならないでいいもの。でも気付いたら今朝も飲み干してるんだよな。