じっと手を見る

毎日に気づきと発見を 日記っぽいエッセイ

怒りについて

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 僕は癇癪持ちだ。人に対して当たり散らすことはまず無いが、自分や物に対して突発的に当たってしまう。これは子供の頃からそうで、成長が無いなあと反省の今日この頃である。

 

 癇癪を起こすとき、なんでこんなことになったかいつも分かってる、わかっていてわかりたく無いから癇癪を起こす。物に当たり散らす時、高価なものは壊さない。それくらいは冷静だ、そんな自分をすごく滑稽に思うし、そう感じて同時に寂しくなる。

 

もちろん上手く怒りを噛み砕き消化出来ている時もある。でもそんな時自分が何をしてるのか、僕はあまり覚えてない。そこが大事なんだけどなあ。

 

 一つ覚えているのは、青空は怒りによく効くということ。突き抜けるような空の青さを感じると心も空の青さを反射するように、落ち着いた色合いへと移り変わる。大きすぎるものの前では、どんな考えもちっぽけに思えるものだ。

 

ムカつくのは自分に対してだあの時一瞬でも諦めた自分だ。くそおう!